岩の井 十五年秘蔵酒 平成6年10月
- 2017/12/16
- 14:04

今日は岩の井さんの「岩の井 十五年秘蔵酒」を呑みます、平成6年の時点で15年熟成ですから、今年で38年熟成になります。自分が38年前には何をしていたかと思うと、このお酒の刻んできた時間はもの凄いものがあります。猪口に注ぐと明るいオレンジが入った赤褐色ですが、透明感がありもの凄く綺麗な色です。瓶の底のオリが非常に細かいので、瓶をほんの少し動かしただけで舞い上がります。猪口に注いだ「岩の井 十五年秘蔵...
大七 生もとづくり しぼりたて原酒 1993年詰め
- 2017/12/06
- 15:28

長いこと氷温庫で寝ていたお酒で低温熟成状態になっていると思います。生酒の保管には氷温が最低条件ですが、氷温で保管していても長い時間が掛かることにより、もの凄くゆっくりと穏やかに熟成が進みます。本当に日本酒の変化を止めたいのであれば、マグロを保管するような超低温の冷凍庫で保管する必要があると思うのですが、良い意味での日本酒の変化は日本酒の楽しみでもありますので、無理に変化を抑えるのではなくて、良い方...
小左衛門 純米吟醸 備前雄町 直汲み 27BY
- 2017/11/04
- 19:23

今日のお酒は「小左衛門 純米吟醸 備前雄町 直汲み」です。醸造年度は平成27年ですので楽しみです。保管は氷温です。では、呑みます(^0^)約7度甘さを少し感じさせる香りがほのかにします。口に含むと心地の良い甘さを穏やかに感じて、それから直汲み独特の刺激を舌に感じながら、その中に酸の感じが有り心地よく喉を通り過ぎて行きます。口に含んだときの冷たい刺激とお酒の味わいが心地よい味わいを作っています。温度が低...
真澄 純米吟醸 搾りたて生原酒 あらばしり 2008年醸造
- 2017/10/31
- 21:04

今日のお酒はバックヤードの氷温庫で惰眠を貪っていた、「2008年醸造 真澄 搾りたて生原酒 あらばしり」です。2008年醸造ですからずいぶん長い間氷温庫で冬眠していた事になります。造りは「純米吟醸 生原酒」で長野県産美山錦80%と長野県産ひとごこち20%になります。精米は55%で自社精米です。猪口に注ぐと僅かに色が出ていますが、この色がお酒の美味しさを想像させてくれます。低温熟成ですから熟成が非常...
大七 純米 生もと 93年11月詰め
- 2017/06/08
- 20:36

大七 純米 生もと 93年11月詰め福島県二本松市の大七酒造さんの「大七 純米 生もと」で、詰め日は93年11月です。94年11月10日から当店の裏の倉庫で、眠りについていましたが先日起こしました。単なる倉庫ですから光は入りませんが、温度管理がされていませんので、夏は暑く冬は寒い環境で朝晩の寒暖の差ももろに受けていました。もの凄いほこりが付いていましたが、袋から出すと意外と綺麗な新聞紙が現れました...