大吟醸呑み比べ
- 2014/08/20
- 00:24
大吟醸呑み比べセット
琵琶の長寿 純米 大吟醸
豊能梅 龍奏 純米 大吟醸
酔鯨 大吟醸
の呑み比べです。
この中では酔鯨がアル添になります。
アル添というと拒絶する方が多いのですが、アル添も目的により様々なアル添があります。
それらの様々なアル添を一括りにするのは少し乱暴かなと思います。
温度は約19度です。
香りの感じは琵琶の長寿が爽やかな感じの香りが中心となり、龍奏が濃醇で複雑な感じで、酔鯨は比較的大人しい感じです。
長寿が生酒で他は火入れになります。
大吟醸クラスですと火入れもかなり丁寧に行います。
生が上とか火入れが上とかの単純な比較はかなり乱暴なことになりますので、呑むときには生とか火入れとかの先入観念を抜きにして楽しむのが良いと思います。
温度が約19度ですすから口に含むとぬるく感じますがお酒に含まれている様々な味わいが口の中に広がって良く判ります。
もし、これが冷蔵庫から出したばかりの冷たいときだと、そのお酒の本当の味わいが判らないで、ある側面のみを楽しむことになると思います。
口に含んだ時の感じはどれも美味しいのですが、香りの時の感じと同じように長寿が爽やかな感じの味わいで、龍奏は長寿に比べると濃醇泣感じ、酔鯨は呑みやすく呑み込むとシッカリとした辛さが口の中に広がります。
後味が一番キリットするのが酔鯨です。
この、最後のキリット感はアル添の影響なのか醗酵経過に依るものなのかは判らないです。
アル添も大吟醸のようにほんの僅かな量を入れるものから、安いお酒のように大量に入れるものまであります。
同じアル添でもこの両者は全く違う世界です。
アル添のみに目が行きがちですが他のことにも目配りする事は大切では無いでしょうか?
このクラスの大吟醸に共通する事は日本酒の中に含まれている「甘さ」が複雑で上品な甘さであることです。
ただ、この上品で複雑な甘さを楽しむ為には温度がとても大切な要素になります。
日本酒の中には様々な「酸」が存在します。
それらとアルコールなど他の成分とが影響しあってキリットした味わいを形成します。
日本酒の中に含まれる酸は何種類か有るのですが、使う麹の育て方や酒母の立て方、モロミの温度経過の仕方により構成比が変わります。
これが、その日本酒独特の味わいの大切な要素になります。
丁寧に造られた日本酒はこのキリットした味わいも複雑でとても楽しい味わいですが、これも温度が大切な要素で温度が低すぎると単純なキリット感で終わってしまいますが、適温まで温度を戻すと複雑で楽しめるキリット感になります。
適温まで温度を戻した今日の3種類の大吟醸。
生の純米大吟醸、火入れの純米大吟醸、アル添の大吟醸、
それぞれとても美味しくて「生」とか「火入れ」とか「純米」とか「アル添」とかを意識することが何となく必要無い気がします。
「生」でも「火入れ」でも「アル添」でもとても美味しい日本酒に仕上がっていると思います。
人間の味覚は事前の情報にかなり左右されてしまいます。
本当は事前の情報を一切排除して日本酒を楽しむのが一番良いのかなと思うときが有ります。
美味しい日本酒はついつい呑んでしまします。
今日は少し呑み過ぎてしまったようでとても幸せな気分です。
指先の動きも怪しくなってきましたのでブログはここら辺りで終わりにします。
これから純粋に大吟醸の味わいを楽しみます。
それでは失礼します(^^)/
琵琶の長寿 純米 大吟醸
豊能梅 龍奏 純米 大吟醸
酔鯨 大吟醸
の呑み比べです。
この中では酔鯨がアル添になります。
アル添というと拒絶する方が多いのですが、アル添も目的により様々なアル添があります。
それらの様々なアル添を一括りにするのは少し乱暴かなと思います。
温度は約19度です。
香りの感じは琵琶の長寿が爽やかな感じの香りが中心となり、龍奏が濃醇で複雑な感じで、酔鯨は比較的大人しい感じです。
長寿が生酒で他は火入れになります。
大吟醸クラスですと火入れもかなり丁寧に行います。
生が上とか火入れが上とかの単純な比較はかなり乱暴なことになりますので、呑むときには生とか火入れとかの先入観念を抜きにして楽しむのが良いと思います。
温度が約19度ですすから口に含むとぬるく感じますがお酒に含まれている様々な味わいが口の中に広がって良く判ります。
もし、これが冷蔵庫から出したばかりの冷たいときだと、そのお酒の本当の味わいが判らないで、ある側面のみを楽しむことになると思います。
口に含んだ時の感じはどれも美味しいのですが、香りの時の感じと同じように長寿が爽やかな感じの味わいで、龍奏は長寿に比べると濃醇泣感じ、酔鯨は呑みやすく呑み込むとシッカリとした辛さが口の中に広がります。
後味が一番キリットするのが酔鯨です。
この、最後のキリット感はアル添の影響なのか醗酵経過に依るものなのかは判らないです。
アル添も大吟醸のようにほんの僅かな量を入れるものから、安いお酒のように大量に入れるものまであります。
同じアル添でもこの両者は全く違う世界です。
アル添のみに目が行きがちですが他のことにも目配りする事は大切では無いでしょうか?
このクラスの大吟醸に共通する事は日本酒の中に含まれている「甘さ」が複雑で上品な甘さであることです。
ただ、この上品で複雑な甘さを楽しむ為には温度がとても大切な要素になります。
日本酒の中には様々な「酸」が存在します。
それらとアルコールなど他の成分とが影響しあってキリットした味わいを形成します。
日本酒の中に含まれる酸は何種類か有るのですが、使う麹の育て方や酒母の立て方、モロミの温度経過の仕方により構成比が変わります。
これが、その日本酒独特の味わいの大切な要素になります。
丁寧に造られた日本酒はこのキリットした味わいも複雑でとても楽しい味わいですが、これも温度が大切な要素で温度が低すぎると単純なキリット感で終わってしまいますが、適温まで温度を戻すと複雑で楽しめるキリット感になります。
適温まで温度を戻した今日の3種類の大吟醸。
生の純米大吟醸、火入れの純米大吟醸、アル添の大吟醸、
それぞれとても美味しくて「生」とか「火入れ」とか「純米」とか「アル添」とかを意識することが何となく必要無い気がします。
「生」でも「火入れ」でも「アル添」でもとても美味しい日本酒に仕上がっていると思います。
人間の味覚は事前の情報にかなり左右されてしまいます。
本当は事前の情報を一切排除して日本酒を楽しむのが一番良いのかなと思うときが有ります。
美味しい日本酒はついつい呑んでしまします。
今日は少し呑み過ぎてしまったようでとても幸せな気分です。
指先の動きも怪しくなってきましたのでブログはここら辺りで終わりにします。
これから純粋に大吟醸の味わいを楽しみます。
それでは失礼します(^^)/
