日本酒の消費期限ってあるの?
- 2014/09/07
- 01:10
ひやおろしも入荷し始めていますが、ひやおろしが出回りだすと秋だな~と思ってしまいます。
ひやおろしとサンマ、ゴールデンコンビですね。
ひやおろしについての解説はここではしませんが、一夏を越えて味わいが熟したお酒で新酒とは違う落ち着いた味わいが楽しい日本酒です。
ひやおろしを楽しむ時には温度を気を付けてください。
商品の管理は冷蔵で管理して居ますので、商品管理温度と呑み頃温度が乖離しています。
さて、日本酒の消費期限についてですが、最近は見かけないのですが一時期一部の日本酒で消費期限が書かれて販売されていました。
ワインを代表にウイスキー、紹興酒、シェリー、ビール、それ以外のお酒でも基本的に時間の経過により熟成します。
日本酒も熟成するお酒ですので消費期限は有りません。
江戸時代に日本酒の造りは完成されたと言われていますが、その江戸時代で既に日本酒の熟成酒が呑まれていました。
これは記録として残っています。
明治に入り酒税の関係とか様々な要因により日本酒の熟成酒が消滅してしまったのですが、先の大戦の後に酒税が変わった事やそれ以外の要因により日本酒の熟成酒が再び復活しました。
もし、日本酒が消費期限を切らなくてはいけないお酒でしたら日本酒の熟成酒は存在しないことになります。
お酒以外の食品でも熟成はとても大切な事です。
ただ、何もかもが熟成するわけでは無くて、日本酒の熟成を考えた時に絶対に必要な条件が二つあります。
その一つは「真面目に醸造されていること」二つ目は「きちんとした管理の元に熟成させること」この二つの要素がとても大切になります。
熟成とは言葉を換えると時間の経過に耐えることです。
時間が経過することは過酷な事でその日本酒が手抜きの造りの時には時間の経過に耐える事が出来なくて味わいがおかしくなります。
もう一つの要素の「きちんとした管理」は熟成を目的としなくても必要な事なのですが、意外と管理が悪いところが多いような気がします。
この時の「管理」は温度管理をするとかしないとかでは無くて、「遮光」する事であり温度管理は熟成をさせる蔵とか、個人の主観とか日本酒を熟成させようとしている方々の考え方の問題になります。
生酒を常温で熟成させている例も存在します。
一概に低温で管理する事が良いとか、有る程度温度をかけた方が良いとかは正解が無い世界です。
元々の日本酒の素質も大きく影響しますので、熟成をさせるときの温度に関しては正解が無いと思います。
熟成は答えの無い世界であり実際に熟成して見なければ判らないような部分が多いです。
科学的に解明されていない部分が多いので有る意味ロマンの世界です。
一夏越したひやおろしも美味しいですし、何年も時間の経過を耐えてきた日本酒も美味しいです、醸造されて直ぐの日本酒も美味しいです。
それぞれの味わいが有るのですがその日本酒のパフォーマンスを存分に楽しむ時には少しだけ温度に気を付けて欲しいと思います。
日本酒を楽しむ時にこれという正解はないのですが、あくまでも嗜好品ですので呑む方の自己満足が大切かなと思います。
当店も個性的で素敵な熟成酒が沢山あります。
是非「唐木屋のなか」で楽しんでください!
ご利用をお待ちしております。

ひやおろしとサンマ、ゴールデンコンビですね。
ひやおろしについての解説はここではしませんが、一夏を越えて味わいが熟したお酒で新酒とは違う落ち着いた味わいが楽しい日本酒です。
ひやおろしを楽しむ時には温度を気を付けてください。
商品の管理は冷蔵で管理して居ますので、商品管理温度と呑み頃温度が乖離しています。
さて、日本酒の消費期限についてですが、最近は見かけないのですが一時期一部の日本酒で消費期限が書かれて販売されていました。
ワインを代表にウイスキー、紹興酒、シェリー、ビール、それ以外のお酒でも基本的に時間の経過により熟成します。
日本酒も熟成するお酒ですので消費期限は有りません。
江戸時代に日本酒の造りは完成されたと言われていますが、その江戸時代で既に日本酒の熟成酒が呑まれていました。
これは記録として残っています。
明治に入り酒税の関係とか様々な要因により日本酒の熟成酒が消滅してしまったのですが、先の大戦の後に酒税が変わった事やそれ以外の要因により日本酒の熟成酒が再び復活しました。
もし、日本酒が消費期限を切らなくてはいけないお酒でしたら日本酒の熟成酒は存在しないことになります。
お酒以外の食品でも熟成はとても大切な事です。
ただ、何もかもが熟成するわけでは無くて、日本酒の熟成を考えた時に絶対に必要な条件が二つあります。
その一つは「真面目に醸造されていること」二つ目は「きちんとした管理の元に熟成させること」この二つの要素がとても大切になります。
熟成とは言葉を換えると時間の経過に耐えることです。
時間が経過することは過酷な事でその日本酒が手抜きの造りの時には時間の経過に耐える事が出来なくて味わいがおかしくなります。
もう一つの要素の「きちんとした管理」は熟成を目的としなくても必要な事なのですが、意外と管理が悪いところが多いような気がします。
この時の「管理」は温度管理をするとかしないとかでは無くて、「遮光」する事であり温度管理は熟成をさせる蔵とか、個人の主観とか日本酒を熟成させようとしている方々の考え方の問題になります。
生酒を常温で熟成させている例も存在します。
一概に低温で管理する事が良いとか、有る程度温度をかけた方が良いとかは正解が無い世界です。
元々の日本酒の素質も大きく影響しますので、熟成をさせるときの温度に関しては正解が無いと思います。
熟成は答えの無い世界であり実際に熟成して見なければ判らないような部分が多いです。
科学的に解明されていない部分が多いので有る意味ロマンの世界です。
一夏越したひやおろしも美味しいですし、何年も時間の経過を耐えてきた日本酒も美味しいです、醸造されて直ぐの日本酒も美味しいです。
それぞれの味わいが有るのですがその日本酒のパフォーマンスを存分に楽しむ時には少しだけ温度に気を付けて欲しいと思います。
日本酒を楽しむ時にこれという正解はないのですが、あくまでも嗜好品ですので呑む方の自己満足が大切かなと思います。
当店も個性的で素敵な熟成酒が沢山あります。
是非「唐木屋のなか」で楽しんでください!
ご利用をお待ちしております。

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