試飲です(^▽^)
- 2015/04/01
- 01:26
今日は日本酒の試飲について書いて見ます。
日本酒の試飲はとても大切な事できちんとした試飲をしないとまずいです。
今回は7種類の日本酒を試飲したのですが、全て生原酒で酵母とか酒母の造り方が違います。
まず、温度を約16度ぐらいに戻してから、何時もの利き猪口を使います。
当店で使っている利き猪口は正式な規格の利き猪口で、日本酒の官能検査では無くてはならない猪口です。
お酒の温度とか猪口はとても大切な要素ですが、それよりも大切なことは事前にお酒のスペックや価格などの情報を知らないようにすることです。
人間の味覚は事前情報にかなり影響されます。
例えば、入手困難な希少な日本酒を呑むときには、その情報が既に頭に入っていますので、その事前情報に脳が影響を受けてしまいます。
これらの味覚に対する脳の働きは科学的に解明されていて、その科学的な知見を元に販売戦略を立てることは普通に行われています。
それ程、人間の味覚はデリケートなものですので、試飲の時に事前情報を脳に入れないということはとても大切な事になります。
普段の歓談を楽しむ呑みでは全く関係ない事ですが、その日本酒が「どうなんだ?」と考える試飲の場合には気をつけなくてはいけないことです。
今日の日本酒は速醸と山廃なのですが、山廃の中の一つが「酵母無添加」造りでした。
それ意外の山廃は「差しもと」という方法で造られていました。
酒母は乳酸醗酵で乳酸を取得する事と清酒酵母の集積が目的です。
元々は蔵に住んでいる酵母が自然に集積するのが基本でしたが、様々な技術の向上により大量の酵母が容易に手に入るようになり、酵母添加とか差しもとが山廃造りの主流になりました。
それが悪いことでは無いのですが「酵母無添加」は何となくロマンが有ります。
日本酒を楽しむ時に日本酒造りに関わった微生物達を思いながら呑むとまた格別な味わいを楽しめます。

日本酒の試飲はとても大切な事できちんとした試飲をしないとまずいです。
今回は7種類の日本酒を試飲したのですが、全て生原酒で酵母とか酒母の造り方が違います。
まず、温度を約16度ぐらいに戻してから、何時もの利き猪口を使います。
当店で使っている利き猪口は正式な規格の利き猪口で、日本酒の官能検査では無くてはならない猪口です。
お酒の温度とか猪口はとても大切な要素ですが、それよりも大切なことは事前にお酒のスペックや価格などの情報を知らないようにすることです。
人間の味覚は事前情報にかなり影響されます。
例えば、入手困難な希少な日本酒を呑むときには、その情報が既に頭に入っていますので、その事前情報に脳が影響を受けてしまいます。
これらの味覚に対する脳の働きは科学的に解明されていて、その科学的な知見を元に販売戦略を立てることは普通に行われています。
それ程、人間の味覚はデリケートなものですので、試飲の時に事前情報を脳に入れないということはとても大切な事になります。
普段の歓談を楽しむ呑みでは全く関係ない事ですが、その日本酒が「どうなんだ?」と考える試飲の場合には気をつけなくてはいけないことです。
今日の日本酒は速醸と山廃なのですが、山廃の中の一つが「酵母無添加」造りでした。
それ意外の山廃は「差しもと」という方法で造られていました。
酒母は乳酸醗酵で乳酸を取得する事と清酒酵母の集積が目的です。
元々は蔵に住んでいる酵母が自然に集積するのが基本でしたが、様々な技術の向上により大量の酵母が容易に手に入るようになり、酵母添加とか差しもとが山廃造りの主流になりました。
それが悪いことでは無いのですが「酵母無添加」は何となくロマンが有ります。
日本酒を楽しむ時に日本酒造りに関わった微生物達を思いながら呑むとまた格別な味わいを楽しめます。
