温度計
- 2015/04/11
- 01:16
日本酒は呑む温度により味わいが大きく変わります。
温度による味わいを楽しむときに一番大切な物は温度計ですが、日本酒のお燗用の温度計よりも調理用のデジタル表示の温度計の方が使いやすいです。
デジタル表示ですから温度が非常に見やすくてとても使いやすいです。
防水型の物も有りますので。
日本酒の醸造は微生物の活動を温度を変えることによりコントロールします。
そのために蔵では至る所で温度を測って醸造しています。
最近はサーマルタンクを筆頭としてコンピューター管理による温度管理をしていますが、昔はサーマルタンクも無くてステンレスタンクも無く、ホーロータンクが主流でした。
モロミタンクの温度管理も冷水ジャケットや暖気樽に氷を詰めて使ったり、タンクに断熱材を巻いたり、タンクの下に行火を置いたり、とても大変な作業をして温度管理をしていました。
その為にその土地の温度変化による影響がとても大きくて、それがモロミの温度経過に影響を与えてしまいます。
その結果、最終的な酒質に影響を与えてしまいます。
酒蔵さんの苦労は大変なものが有ると思いますが酒質を考えると楽しいですね( ^^)
昔の蔵は蔵全体の温度をコントロールする冷蔵設備が有りませんので、窓を開けて冷たい外気を導入して蔵の中を冷やす必要がありました。
温度管理がとても大変で常に温度計で温度を測る必要がありました。
そのことを考えるとサーマルタンクや蔵自体の温度管理が出来ることは凄い事です。
何となく工業製品に近い感じになって来たような気がします。
でも、その結果安定した酒質を常に醸造する事が可能になりました。
ホーロータンクが実用化される前は木の大きな樽でしたから更に温度管理が難しく、その前を考えると木の樽で温度計が無い時代の日本酒醸造はもの凄く大変な作業だったと思います。
正に蔵人の経験が物を言っている世界です。
江戸時代の日本酒醸造はとても大変なことだったと思います。
安定した酒質を望む事が出来なかったと思うのですが、仕込み毎に味わいが違うのもとても楽しい事だと思います。
酒質の再現性に関しては色々な意見が有りますが、微生物が作り出す日本酒ですから有る程度の酒質のバラツキは楽しくて良いのでは無いかと思います。
日本酒の醸造は温度に始まり温度に終わります、これほど温度に拘って醸造しているのですから、呑むときも温度に拘って呑むと楽しいと思います。
何時も何時も温度に拘る必要は無いのですが、たまには呑む温度を正確に知ることも楽しいし、とても良い体験になりこの体験が普段の楽しい呑みの楽しさを更に楽しくすると思います。
「唐木屋のなか」では正確な温度で日本酒を楽しむことが出来ます。
別に「唐木屋のなか」に来たら必ず温度に拘る必要は有りません。
温度を全く気にしないで日本酒を楽しむのもとても良いと思います。
温度計はとても沢山有りますのでお気軽にご用命ください。
でも、先人の苦労と微生物のコントロールの事を考えると、たまには呑む時にも温度を気にして欲しいなと思います。
もし、温度計をお持ちでなければこの機会に温度計を一つ購入するのも良いのでは無いかと思います。
「唐木屋のなか」で是非とも温度遊びを楽しんでください。
皆様のご来店をお待ちしております(m_m)

温度による味わいを楽しむときに一番大切な物は温度計ですが、日本酒のお燗用の温度計よりも調理用のデジタル表示の温度計の方が使いやすいです。
デジタル表示ですから温度が非常に見やすくてとても使いやすいです。
防水型の物も有りますので。
日本酒の醸造は微生物の活動を温度を変えることによりコントロールします。
そのために蔵では至る所で温度を測って醸造しています。
最近はサーマルタンクを筆頭としてコンピューター管理による温度管理をしていますが、昔はサーマルタンクも無くてステンレスタンクも無く、ホーロータンクが主流でした。
モロミタンクの温度管理も冷水ジャケットや暖気樽に氷を詰めて使ったり、タンクに断熱材を巻いたり、タンクの下に行火を置いたり、とても大変な作業をして温度管理をしていました。
その為にその土地の温度変化による影響がとても大きくて、それがモロミの温度経過に影響を与えてしまいます。
その結果、最終的な酒質に影響を与えてしまいます。
酒蔵さんの苦労は大変なものが有ると思いますが酒質を考えると楽しいですね( ^^)
昔の蔵は蔵全体の温度をコントロールする冷蔵設備が有りませんので、窓を開けて冷たい外気を導入して蔵の中を冷やす必要がありました。
温度管理がとても大変で常に温度計で温度を測る必要がありました。
そのことを考えるとサーマルタンクや蔵自体の温度管理が出来ることは凄い事です。
何となく工業製品に近い感じになって来たような気がします。
でも、その結果安定した酒質を常に醸造する事が可能になりました。
ホーロータンクが実用化される前は木の大きな樽でしたから更に温度管理が難しく、その前を考えると木の樽で温度計が無い時代の日本酒醸造はもの凄く大変な作業だったと思います。
正に蔵人の経験が物を言っている世界です。
江戸時代の日本酒醸造はとても大変なことだったと思います。
安定した酒質を望む事が出来なかったと思うのですが、仕込み毎に味わいが違うのもとても楽しい事だと思います。
酒質の再現性に関しては色々な意見が有りますが、微生物が作り出す日本酒ですから有る程度の酒質のバラツキは楽しくて良いのでは無いかと思います。
日本酒の醸造は温度に始まり温度に終わります、これほど温度に拘って醸造しているのですから、呑むときも温度に拘って呑むと楽しいと思います。
何時も何時も温度に拘る必要は無いのですが、たまには呑む温度を正確に知ることも楽しいし、とても良い体験になりこの体験が普段の楽しい呑みの楽しさを更に楽しくすると思います。
「唐木屋のなか」では正確な温度で日本酒を楽しむことが出来ます。
別に「唐木屋のなか」に来たら必ず温度に拘る必要は有りません。
温度を全く気にしないで日本酒を楽しむのもとても良いと思います。
温度計はとても沢山有りますのでお気軽にご用命ください。
でも、先人の苦労と微生物のコントロールの事を考えると、たまには呑む時にも温度を気にして欲しいなと思います。
もし、温度計をお持ちでなければこの機会に温度計を一つ購入するのも良いのでは無いかと思います。
「唐木屋のなか」で是非とも温度遊びを楽しんでください。
皆様のご来店をお待ちしております(m_m)
