アル添大吟醸と純米大吟醸
- 2015/06/17
- 01:49
今日の日本酒は
アル添大吟醸「究極の花垣」
純米大吟醸「豊能梅 龍奏」
大吟醸は大きく分けて「アル添大吟醸」と「純米大吟醸」に分かれます。
その他には「生」と「火入れ」と有り更に酒母の造りで「速醸大吟醸」「生もと大吟醸」と分かれます。
今回のお酒は火入れの「アル添大吟醸」と「純米大吟醸」について私の独断と偏見の記事を書かせていただきます。
まず最初に確認なのですが日本酒の醸造行程で出来る、清酒酵母によるアルコール発酵で出来るアルコールとアル添のアルコールは同じ物です。
アル添のアルコールは日本に有るアルコールメーカーが作っていますが、化学合成でアルコールを作っているのでは無くて、酵母によるアルコール発酵でできたアルコール水溶液を連続式蒸留器で蒸留して作ります。
この高濃度のアルコールに水を加えて目的のアルコール度数に戻します。
ペットボトルに入った焼酎はこれです。
化学的に見ると日本酒醸造行程で出来るアルコールとアル添のアルコールは同じ物です。
分子構造が同じ物は同じ物質です。
よく、アル添の日本酒を呑んで体調が悪くなるという話を聞きますし、私も学生の頃に粗悪な日本酒を呑まされて地獄を味わった事が有ります。
このときにアル添のアルコールが原因で体調が悪くなるのであれば、酎ハイを呑んでも体調が悪くなるはずです。
日本酒のアル添は「良いアル添」と「悪いアル添」が有ります。
「悪いアル添」は価格の安い粗悪な日本酒を作る事が目的ですので、アル添される日本酒がかなり粗悪な日本酒になります。
「アル添」の日本酒を呑んで体調が悪くなるのは、このアル添される「粗悪な日本酒」が原因と言えます。
「良いアル添」は今回のお酒の「アル添大吟醸」のような日本酒で、極めて丁寧に造られた日本酒の味わいのバランスを整える為に、極めて僅かなアルコールを添加する日本酒です。
アル添の日本酒を考える時にはそのアル添の目的を理解する必要が有ります。
今回のお酒の「アル添大吟醸」は「良いアル添」になります。
「アル添」に関しては極端に嫌うお客様もいらっしゃいます。
日本酒は所詮嗜好品ですから個人の好みで構わないし他人から何かを言われる筋合いの物では有りません、自分自身が満足する事が一番大切な事です。
「アル添」が好まないのであればそれで良い事ですし、「アル添」が気にならないので有ればそれで良いことです。
自分の気持ちに素直になれば良いだけです。
今回はお酒の味わいのコメントは控えさせていただきます。
一言で言うとどちらのお酒もとても美味しいです。
「唐木屋のなか」で有料試飲出来ますので是非比較して「アル添大吟醸」と「純米大吟醸」を呑み比べてください。
究極の花垣 四合瓶¥5400税込み
豊能梅 龍奏 四合瓶¥3402税込み 一升瓶¥6804税込み
どちらのお酒も本当に美味しいですよ!


アル添大吟醸「究極の花垣」
純米大吟醸「豊能梅 龍奏」
大吟醸は大きく分けて「アル添大吟醸」と「純米大吟醸」に分かれます。
その他には「生」と「火入れ」と有り更に酒母の造りで「速醸大吟醸」「生もと大吟醸」と分かれます。
今回のお酒は火入れの「アル添大吟醸」と「純米大吟醸」について私の独断と偏見の記事を書かせていただきます。
まず最初に確認なのですが日本酒の醸造行程で出来る、清酒酵母によるアルコール発酵で出来るアルコールとアル添のアルコールは同じ物です。
アル添のアルコールは日本に有るアルコールメーカーが作っていますが、化学合成でアルコールを作っているのでは無くて、酵母によるアルコール発酵でできたアルコール水溶液を連続式蒸留器で蒸留して作ります。
この高濃度のアルコールに水を加えて目的のアルコール度数に戻します。
ペットボトルに入った焼酎はこれです。
化学的に見ると日本酒醸造行程で出来るアルコールとアル添のアルコールは同じ物です。
分子構造が同じ物は同じ物質です。
よく、アル添の日本酒を呑んで体調が悪くなるという話を聞きますし、私も学生の頃に粗悪な日本酒を呑まされて地獄を味わった事が有ります。
このときにアル添のアルコールが原因で体調が悪くなるのであれば、酎ハイを呑んでも体調が悪くなるはずです。
日本酒のアル添は「良いアル添」と「悪いアル添」が有ります。
「悪いアル添」は価格の安い粗悪な日本酒を作る事が目的ですので、アル添される日本酒がかなり粗悪な日本酒になります。
「アル添」の日本酒を呑んで体調が悪くなるのは、このアル添される「粗悪な日本酒」が原因と言えます。
「良いアル添」は今回のお酒の「アル添大吟醸」のような日本酒で、極めて丁寧に造られた日本酒の味わいのバランスを整える為に、極めて僅かなアルコールを添加する日本酒です。
アル添の日本酒を考える時にはそのアル添の目的を理解する必要が有ります。
今回のお酒の「アル添大吟醸」は「良いアル添」になります。
「アル添」に関しては極端に嫌うお客様もいらっしゃいます。
日本酒は所詮嗜好品ですから個人の好みで構わないし他人から何かを言われる筋合いの物では有りません、自分自身が満足する事が一番大切な事です。
「アル添」が好まないのであればそれで良い事ですし、「アル添」が気にならないので有ればそれで良いことです。
自分の気持ちに素直になれば良いだけです。
今回はお酒の味わいのコメントは控えさせていただきます。
一言で言うとどちらのお酒もとても美味しいです。
「唐木屋のなか」で有料試飲出来ますので是非比較して「アル添大吟醸」と「純米大吟醸」を呑み比べてください。
究極の花垣 四合瓶¥5400税込み
豊能梅 龍奏 四合瓶¥3402税込み 一升瓶¥6804税込み
どちらのお酒も本当に美味しいですよ!

