小左衛門310年目の立春しぼり
- 2012/02/09
- 23:54
この間日曜日を過ごしたと思ったら既に木曜日になっています。
日の経過がもの凄く早くやらなければいけないことがどんどん溜まって行きます。
19日の日曜日には日本酒の勉強会を開催しますのでその時に使う資料を作っているのですが、遅々として進まず本当に間に合うのかなと思ってしまいます。
そろそろお酒の選定と食べ物の選定もしなければならなくてどうしようかなと言う感じです。
さて、今日も一日仕事をして今はお疲れ活性にごりです。
今日の活性にごりはいつもの小左衛門さんの樽詰めの超活性にごりですが、山田の六割五分磨きのものですが何となく美味しくなってきた気がします。
お酒の造りもあと少しで終わりになりますが造りが終わるとこの樽詰め超活性にごりも終わりになってしまいます。
さて、超活性にごりで暖機運転が終わったところで今日の日本酒は、小左衛門さんのところの「立春しぼり」です。
小左衛門さんのところの310年目の立春の時にしぼったお酒です。
見た感じの印象は正に「立春」というような爽やかな色合いです。
口に含むと甘さと酸とアルコールの感じが見事にバランスしている感じで美味しいです。
日本酒度は-2ですので最近のお酒の中では珍しい値ですが、この数字から単純に甘口のお酒と判断するのはかなり問題が有ります。
日本酒の甘さとか辛さは日本酒度のみでは計ることができません。
日本酒度はあくまでもお酒の比重を計っているにすぎないので日本酒のある限定された一面でしかないです。
比重を計りますので残糖だけでなく他のエキス分にも影響を受けるのですが、たまたま日本酒の中のエキス分は少ないので基本的に残糖に由来する比重と考えているにすぎません。
お酒の中には様々な有機酸類やそれ以外の成分も沢山含まれています。
昔はブドウ糖を投入したどうしようもないお酒が多かった時期もありましたが、現在は地酒と言われている日本酒はそのようなことは一切ありません。
非常にまじめに造られている日本酒が殆どです。
残糖と酸は密接な関係があり残糖のみがあって酸が少ないお酒はかなりつらいものがありますが、残糖と酸が旨くバランスしている日本酒は味わい深く美味しい日本酒になります。
この「立春しぼり」もそのような上手くバランスした日本酒です。
日本酒の醸造の仕組みに関してはまだまだ解らないことが沢山あります。
日本酒の瓶の裏張りに書かれている分析数値はその日本酒の極々少ない一面を表しているにすぎません。
この「立春しぼり」は冷たい時も美味しいのですが25度くらいにしても美味しいです。
25度くらいになると「隠していた爪を出す」と言うような感じで甘さと酸の感じがガラリと変わってそれはまたおもしろくて美味しいです。
是非、小左衛門さんの310年目の立春を楽しんでください。

日の経過がもの凄く早くやらなければいけないことがどんどん溜まって行きます。
19日の日曜日には日本酒の勉強会を開催しますのでその時に使う資料を作っているのですが、遅々として進まず本当に間に合うのかなと思ってしまいます。
そろそろお酒の選定と食べ物の選定もしなければならなくてどうしようかなと言う感じです。
さて、今日も一日仕事をして今はお疲れ活性にごりです。
今日の活性にごりはいつもの小左衛門さんの樽詰めの超活性にごりですが、山田の六割五分磨きのものですが何となく美味しくなってきた気がします。
お酒の造りもあと少しで終わりになりますが造りが終わるとこの樽詰め超活性にごりも終わりになってしまいます。
さて、超活性にごりで暖機運転が終わったところで今日の日本酒は、小左衛門さんのところの「立春しぼり」です。
小左衛門さんのところの310年目の立春の時にしぼったお酒です。
見た感じの印象は正に「立春」というような爽やかな色合いです。
口に含むと甘さと酸とアルコールの感じが見事にバランスしている感じで美味しいです。
日本酒度は-2ですので最近のお酒の中では珍しい値ですが、この数字から単純に甘口のお酒と判断するのはかなり問題が有ります。
日本酒の甘さとか辛さは日本酒度のみでは計ることができません。
日本酒度はあくまでもお酒の比重を計っているにすぎないので日本酒のある限定された一面でしかないです。
比重を計りますので残糖だけでなく他のエキス分にも影響を受けるのですが、たまたま日本酒の中のエキス分は少ないので基本的に残糖に由来する比重と考えているにすぎません。
お酒の中には様々な有機酸類やそれ以外の成分も沢山含まれています。
昔はブドウ糖を投入したどうしようもないお酒が多かった時期もありましたが、現在は地酒と言われている日本酒はそのようなことは一切ありません。
非常にまじめに造られている日本酒が殆どです。
残糖と酸は密接な関係があり残糖のみがあって酸が少ないお酒はかなりつらいものがありますが、残糖と酸が旨くバランスしている日本酒は味わい深く美味しい日本酒になります。
この「立春しぼり」もそのような上手くバランスした日本酒です。
日本酒の醸造の仕組みに関してはまだまだ解らないことが沢山あります。
日本酒の瓶の裏張りに書かれている分析数値はその日本酒の極々少ない一面を表しているにすぎません。
この「立春しぼり」は冷たい時も美味しいのですが25度くらいにしても美味しいです。
25度くらいになると「隠していた爪を出す」と言うような感じで甘さと酸の感じがガラリと変わってそれはまたおもしろくて美味しいです。
是非、小左衛門さんの310年目の立春を楽しんでください。

